17 Novembre

 

Au petit Tonneau

Parisの7区

マダムが1人で30年以上も料理を作り続けてきたビストロがあります。
2年前に行ったのですが、
マダムは今も元気なのかな?と写真を見ていて思い出したので
紹介します。

田舎の方ではどこに行っても美味しくて外れることはないのですが
パリでは行き当たりばったり適当に入ると失敗することが多かった私たち
やっと美味しい店に出会いました。

Escargo

前菜のお薦めは、エスカルゴ

Fois gras

そして フォアグラ

Boef Bourguignon

メインは Boef Bourguignon (ブッフ・ブルギニオン )

 

Tarte

デザートはタルトタタン

 

料理も美味しいのですが、何といってもマダムの人柄。

キッチン越しに
若い頃から詩を書くのが好きなんだけど
忙し過ぎて書く時間がないのと教えてくれました。

それもそのはず

毎日食べに来てくれる常連さんがいるから・・と年中無休。
1人で何から何までやりこなし、
メニューも手書きで、まるでマダムの家に招かれ家庭料理を頂いているかのような店。

 

いつか日本にも行きたいと言うので
じゃあ来る時は空港まで迎えにいくよ。と約束もしたものの
帰ってから手紙も出さないで ごめんなさい!

お元気でしょうか?もう随分お年だし、腰も痛めていると言ってたので
ちょっと心配。
また行った時にはお料理するのを見ながら
詩のお話をしたいです。

Au petit tonneau

 

 



10 Novembre

 

遅ればせながら・・
手に入れてはいたものの
村上春樹 1Q84をやっと読み始めました・・
久しぶりの私の中の春樹モードで、
歩いていても頭の中に 縦に横に斜めに
文章が横切ってゆきます..

昔から買っていた村上春樹の全ハードカバーは
幼かった長女が読み始めるまではまだ年月があるかな・・
と以前からひとまとめにしてしまい込んでいましたが、
年間100冊以上は読む読書好きで
おまけに今年は小学校で図書委員長になったらしく
春樹シリーズを読み始めるのは
もう秒読みなのかもしれません。

うちには主人の英語版のものもほぼ揃っていて本棚には
フランス語の小説にまざって Murakami Murakami ・・
でも背表紙は、タイトルと Murakami だけなので
その中には何冊かの村上龍もまじっているのです。
日本人作家が英語版を出版した時は
背表紙は名字だけなのでしょうか・・??

ちなみに HARUKI はフランス語で呼ぶと
Hは発音しないので(Hermès エルメスのように)
フランス人は アルキ と呼びます。

「今何読んでるの?」「作家で誰が好き?」
ともしフランス人に聞かれたら

「アルキ・ムラカミ」
と答えましょう!

LIBRAIRE

 

 


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